人を行動させる文章の共通点を解説【陥りやすい3つのワナを知ろう】

こんな方におすすめ

  • たくさんの情報を書きすぎてしまう。
  • 美しい文章を書こうとしてしまう。
  • 自分の考えで文章を書いてしまいがち。

文章はなんとなく書くのではなくて、読者の心を動かし、想像力を働かせるために書くもの。

前回の記事を通して、人を行動させる文章の書き方について説明しました。

今回の記事を読むことで、文章を書くときにやってしまいがちな3つの「ワナ」を、あなたは知ることになるでしょう。

では、さっそく1つ目のワナから見ていきましょうか。

人を行動させる文章の書き方をガッツリ学びたい方へ

とり急ぎ、人を行動させる文章の書き方をガッツリ学びたい方は、人を操る禁断の文章術をポチっておきましょう。お茶漬けのようにサラサラ読めます。

ワナ1:たくさん書かないこと

人を行動させる文章の共通点1つ目は、「たくさん書かないこと」です。

何を書けば読者が「やってみようかな」「これいいかも」と行動に移すかを、考えるのです。

「ツイッターフォローしてください」と書くのではなく、何を書けば「フォロワーになりたい」と思うのか。

「アフィリエイトリンクを踏ませたい」ではなく、どう書けば「アフィリエイトリンクを踏みたくなる」のか。

行動したくなる文章を書く

これは、前回の記事で紹介した「今しかできないこと、やりませんか?」という、セブ島留学の宣伝文句にも通じています。

あなたが学生ならば、このワンフレーズを読んだ瞬間に、「今の自分がやりたいこと」を想像してしまうのです。

「留学すると外資系企業の就職にも有利です」とも、「留学すれば、海外の友達が増えます」とも言ってない文章なのに、スーっと流れるように留学手続きを行ってしまう。

たった一言しかかかれていません。

なぜ、このワンフレーズが人の心を動かすのでしょうか?

人間は、文字から受け取った情報が不足しているとき、自分の想像や予測で考える習性があります。

想像や予測は、記憶に基づいています。

そして、記憶に残りやすいのは、心の刺激が大きな出来事、例えば自分にとって良い出来事です。

ですから、読み手は、わずかな情報を目にしたとき、自分にとって良い方向に考えやすいのです。

逆に言えば、たくさん書かないことで、中身に余白を残している文章が、いい文章になるとも言えます。

相手に合わせて簡潔に伝えること

誰が読むのか。

読み手にどう行動してほしいのか。

行動させる文章を書くためには、「読み手」の分析が欠かせません。

また、読み手のことが具体的にイメージできれば、文章に使う言葉も変わってきます。

例えば、ダンス初心者の小学生に「リズム練習」について説明するとしましょう。

基礎知識のない小学生に対して、「オンビートでダウンを入れて」「オフビートでアップに戻して」と解説しても意味がありません。

そこで

「いち、にー、さん」の「い」のときと、「に」のときと、「さ」のときに膝を曲げましょう

と、書きすぎない文章でポイントを示します。

このように相手がわかっていれば、理解しやすいように情報をシンプルにすることができるのです。

いつも同じ言葉で伝える必要はなくて、相手に合わせて情報の出し方を変えていくことを心がけましょう。

まとめると、心を動かすためには、相手の行動を促すしかなくて、文章は心のスイッチを押すための起爆剤にすぎません。

そして、スイッチをぽちっと押すためには、文章は、詳細な説明を省いたシンプルなものでいいのです。

ワナ2:きれいに書かないこと

人を行動させる文章の共通点2つ目は、「きれいに書かないこと」です。

単刀直入に言うと、心をわしづかみにするような文章を書くべし、ということ。

時候のあいさつや、決まり文句、丁寧な言い回しは、文法的に正しくきれいな文章です。

しかし、読み手の心をわしづかみにする決定的な力が欠けています。

ここで、ダンスのマンツーマンレッスンを指導してもらった先生に、お礼のメールを送る場合を例にとって見ていきましょうか。

例えば、

先日は、ご指導ご鞭撻のほどありがとうございました。

ご丁寧に指導していただき、大変勉強になりました。

小生は、今後とも、教えて頂いたことを胸に鋭意邁進してまいります。

のような文章は、受け取った側の心に残るでしょうか。

かしこまった型通りの文章は、「この人、定型文でガチガチに書いてるなあ」くらいの印象しか与えません。

そこには、書き手である、あなたらしさがなく、また、あなたと読み手の感情的つながりが感じられないからです。

そこで、こんな風に書いたらどうでしょうか?

「腰の動きが弱いよ」と教えてもらえて、感謝です。

「ダウン入れてから、腰を左に入れる」動作を、教わった通りにさっそく練習してます。

かしこまった文章は一切なく、読み手と自分との感情的つながりが感じられたことで、深く印象に残るメッセージになりました。

「感情」が人を動かす

人は、理屈で説得されても行動に移しません。

むしろ、心から湧き上がる感情に任せて行動した結果を、正当化しているのです。

論理を後から張り付けて、「自分の行動は正しかった」と自分を納得させているのです。

では、感情を動かす文章とは、どのようなものでしょうか?

ヒントは、「読み手に話しかけるように書くこと」にあります。

先日、お話しして頂いた舞台を見に行って来ました。お話し通り、面白かったです。

先日、お話しして頂いた舞台、さっそく見ました。主人公のセリフを聞いていると、「まるで自分のことのようだ」と感じることが多く、すごく心に響きました。

また、バレンタインコーナーでついつい「手作りチョコグッズ」を買ってしまいそうなのは、どちらのフレーズでしょうか?

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「手作りチョコ作ってみたんだけど、どうかな?」とさりげなく、彼にチョコを渡してみて下さい。

あなたは、どちらの言い回しに惹かれましたか?

きっと、後者の方ではないでしょうか。

答えはシンプルで「まるで自分のことのようだ」「手作りチョコ作ってみたんだけど、どうかな?」。

どちらのフレーズも、場面やそこにいる人の表情が浮かびます。

きれいな文章では使わない言い回しだからこそ、読み手の感情に訴えかける。

そこに人の「表情」が見えることが重要なのです。

自分を正当化する人間の心理をつく

先日、お話しして頂いた舞台、さっそく見ました。主人公のセリフを聞いていると、「まるで自分のことのようだ」と感じることが多く、すごく心に響きました。

という感謝のメールを受け取った読み手の感情はどのように動くでしょうか。

きっと、書き手が楽しんで舞台を見ている姿などを想像し「また、面白い舞台を見に行ったら教えてあげよう」「今度一緒に舞台を見に行ってもいいな」など、次の行動を起こす気持ちになるはずです。

このように、読み手の心を動かすことができれば、書き手が考える以上に、読み手はたくさんのことを想像してくれます。そして、行動を起こしたくなるのです。

ワナ3:自分の考えで書かないこと

文章は、書く前にすでに良い文章、悪い文章が決まってしまいます。

というのも、文章には、それを読む相手がいるわけです。

読み手は、書き手が考えているほど、文章とガチで向き合ってまじめに読んでくれるわけではありません。

文章で相手の心を動かすことは、そんなに簡単なことではないのです。

だからこそ、「読み手の心を読む」作業が重要になってきます。

この文章はどんな人が読むのか、を十分にリサーチしておくこと。

パソコンやスマホで文章を書くのはそのあとです。

例えば、10代後半から20代前半の男子大学生に向けた文章を書くのであれば、彼らの「悩み」や「興味」「流行りもの」を調べていきます。

身近にいる10代後半の男性に話を聞き、普段やってるゲーム、食べているもの、休日に出かける場所、悩みごとなどを教えてもらい、実際にゲームをやってみたりすることで、どのようなことを考えているのかが見えてきます。

見えてきたことをもとに、「こういう切り口で書いたら、文章を読んだあとで行動してくれるかも」と考えを巡らせること。

彼らが普段何をしているのか。

大学生活で、何を重視しているのか?

夏休みに、どんな経験をしただろうか?

3年生になって、何を悩んでいるんだろう?

卒業後、どんなことをしたいと思っているのか?

就職したいのか、起業したいのか?

そういったたくさんの要素を拾い集めて、読み手の心を分析し、相手の心をわしづかみにするフレーズを見つけ出すこと。

これが、自分の考えで文章を書かないという方法です。

読み手の心をわしづかみにする文章を書きたいなら、自分の頭の中だけで考える作業は減らす。

相手に刺さるフレーズは、あなたの中にはなく、読み手の心の中にあるのですから。

人を行動させる文章の共通点3つ目は、「自分の考えで書かないこと」です。

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