心を安心させる習慣術【物の見方を変えると世界は変わります】

こんな方におすすめ

  • ネガティブ思考に偏りがちで、心が不安定になりやすい。
  • いつも自分に自身がなく、周りの様子を伺ってしまう。
  • ちょっとミスしただけでも、恥ずかしいと考えてしまう。

 

心を安心させる習慣

いつも、漠然とした不安を抱えながら生活してませんか?

そうですよね。

よくわからないけど、あなたはなんとなく不安を感じながら生きているはず。

理由はシンプルでして、

豊かな時代に生きているあなたは、食べることにも、寝る場所にも困っていないからです。

例えば

  • ご飯が食べたくなったら、コンビニに行って、500円前後で美味しい弁当が変える
  • 賃貸住宅・購入住宅に住んでいるので、毎日寝る場所には困らない
  • 寒くなれば、エアコンのボタンを押せばいい
  • 冷たい飲み物が飲みたければ、家の冷蔵庫を開けてお茶を取り出せばいい

日常生活のあらゆることが、労力を使わずに出来てしまいますよね。

すると、一日の時間に余裕が生まれます。

つまり、豊かな時代に生きているあなたの生活は便利になったため、余計なことを考えられる時間が増えてきているんです

時間を持て余すと余計なことを考えてしまうのが人の性です

何もすることがないとき、あなたは何を考えていますか?

そうですよね。

あなたはきっと、要らぬ心配事ばかりを考えているはず。

例えば

  • 日曜日を一日中寝て過ごし、夕方になると「このまま自分は、今の仕事をなんとなく続けて年取って死んでいくんだろうか」と毎週のように考えてしまう
  • 10連休が始まった初日に、家でゴロゴロしつつ「このまま連休がずっと続いてくれたら良いのに」と考える
  • 引きこもりになってしまった20代の男性は「自分はなぜ生きているのか」毎日意味もなく繰り返し考えている

など、時間を持て余したばかりに余計なことを考えてしまう。

考えれば考える程、不安が膨らんでいって、生きることの虚しさを実感していくことでしょう。

第二次世界大戦後の日本のように、みんなが貧しい時代は、自分が行動しないと生きていけなかったので、みんな生きることに必死だった。

ですが、高度経済成長期を経験して物質的に豊かになった現代に生きるあなたは、生活に困らなくなったがゆえに、余計なことを考え、心に無駄な不安を抱えるようになってしまったんです

ストレスは、体も心もボロボロにする

大事なことなので繰り返しますが、物質的に豊かになったがゆえに、人は心に不安を抱えるようになってしまった。

そして、あなたが感じる漠然とした心の不安のことを、ストレスと言います

特に、真面目で勤勉な日本人であるあなたは、ストレスに気づかず頑張ってしまう。

頑張りすぎた結果、どうなるでしょうか?

ストレスを溜め込みすぎたあなたは、身も心もボロボロになってしまうんです

例えば

  • 胃潰瘍、慢性頭痛、肩こりなどの、身体的な疾患
  • 総合失調症、パニック障害などの、精神的な疾患

などの、身体的・精神的な疾患は、どちらもストレスが原因だと言われています。

じゃあ、豊かな時代に生きてストレスを感じているあなたは、どうしたらいいと思いますか?

やるべきことは、シンプルでして

出来る限りストレスを減らして、健康に生きていくための心の習慣を身につければイイんです。

とらえ方を変えると世界が変わる

ストレスを減らし、心を安心させるためには、どうしたらいいと思いますか?

そうですよね。

あなたはきっと、連休を使って県外に旅行に行きますよね。

確かに、旅行にでかけ、いつもと違う状況に身を置けば、普段のストレスから開放されるので心のガス抜きになります。

ですが、旅行から帰ってきて、いつもの生活が始まったらどうでしょうか?

またいつもの生活が始まって、同じ様にストレスを抱え込んでしまうはず。

じゃあ、どうしたらいいか?

あなたがやるべきことはシンプルで、

日常生活を見直しつつ、心を安心させる習慣を身に着け、ストレス自体を減らしていけばいいんです。

例えば、

あなたは、ジムに通っていて、AさんとBさんの2人の男性をよく見かけるようになりました。

Aさんは、スラッとした30代の男性。まわりには、いつもいろんな人達が集まっており、Aさんは、今日も楽しそうに熱心に筋トレしています。

Bさんは、お腹が出て太った30代の男性。いつもジムでは誰とも喋らず、かといって特に熱心に鍛えるでもなく、なんとなくちょっとだけ器具に触って、暗い顔をして帰っていきます。

同じくらいの年の頃で、同じ場所にいても、Aさんのように楽しそうにしている人もいれば、Bさんのように暗い顔をしている人もいます。

2人の違いは、どこにあるのでしょうか?

2人が大きく違っているのは、現状の捉え方です

同じようにジムに来ているんですが、Aさんは、現状を楽しんで熱心に鍛えているのに対して、Bさんは暗い様子で特に頑張るわけでもなく、なんとなくジムに来ている。

つまり、

来ている場所は同じでも、空間をどう捉えるかで、顔に現れる感情が変わってきているんです。

ABC理論で考える

先ほどのジムでの2人の違いを、アメリカの心理セラピストである「アルバート・エリス」が考えたABC理論をもとに見ていきます。

A:Activating event(出来事)
B:Belief(価値観)
C:Consequeuce(結果)

出来事に対して、どんな価値観で臨むのか、そしてその結果どんな感情が生まれるのかを表したものです。

スラッとした30代の男性Aさんの例を見ていくと、

A:出来事は、ジムに行くという出来事。

B:価値観は、ジムでの筋トレは楽しく熱心にやるものだと考えている。

C:結果、ジムでのトレーニングを楽しく続けている。

Aさんの価値観は、ジムにくるという状況を、辛いものではなく楽しいものととらえています。

一方の、お腹が出て太った30代の男性Bさんの例を見ていくと、

A:出来事は、ジムに行くという出来事。

B:価値観は、ジムには友達もいないし、筋トレはかったるいなと考えている。

C:結果、ジムでのトレーニングをいやいやながらに行っている。

Bさんの価値観だと、ジムでのトレーニングがストレスになりそうですね。

やる気もなく、あまり良い精神状態とは言えません。

2人の事例を見てもわかる通り、あなたの感情は、今現在起こっている出来事に左右されますが、それ以上に、あなた自身がもっている価値観が感情を決定する原因になっているんです

ザックリ言うと「あなたの持っている価値観が、今起きている出来事に対するあなたのとらえ方を決定している」イメージです。

繰り返しになりますが、出来事ではなくて「あなたの価値観が感情を決めている」というところが、最も大事なポイントです。

あなたの感情はどんな価値観から生まれていますか?

より具体的に、感情が生まれる原因について考えていきましょう。

例えば

あなたは、ダンスイベントに出演するための振り付けを1週間かけて考えてきました。

ダンスの師匠の前で、振り付けを披露しました。

そして、師匠から一言。

「君の表現したいことが、曖昧でよくわからない。もっと具体的に作り込んできて。」

師匠の言葉を聞いて、あなたはどう思いますか?

ということで、考えつく答えをこちらで用意してみました。

  • ➀こんだけ必死に考えてきたのに、師匠は何にもわかっちゃいない。
  • ➁げっ。この調子だともっといろいろ言われそう。いやだな。
  • ➂おっ。さすが師匠。やっぱり僕の出来てないポイントを指摘してきたな。
  • ➃師匠に指摘してもらえてほんとに助かる。もっともっと振り付けを作り込んでいかなきゃな。

あなたはきっと、4つの選択肢のうちの、いづれか一つに近い答えを想像したはず。

怒り(自分の価値観は常に正しい)

➀のパターンでは、あなたは「怒り」の感情を選択したことになります。

「怒り」から推測できるあなたの価値観は

自分に反発する他人は、自分の敵である。

努力した人間は、まず褒めるべきだろ。

といった「負の感情」を生み出しやすい。

言い換えれば「自分の価値観は常に正しい」という発想をしているパターンです。

焦り(自分に自信がない)

次に、➁のパターンでは、あなたは「焦り」の感情を選択したことになります。

「焦り」から推測できるあなたの価値観は、

パーフェクトを求めてしまう。

失敗を恐れてしまいがち。

といった「自分に自信がない感情」を発生させやすい。

常日頃から、緊張しやすい人は、➁の焦りのパターンを選択しがちです。

焦りは、自分を責めてしまうので、負の感情を連鎖しやすいのも特徴です。

喜び(未来に向けた喜び)

そして、➂のパターンでは、あなたは「喜び」の感情を選択したことになります。

「喜び」から推測できるあなたの価値観は、

常に、どうしたら楽しくなるか考えている。

現状を分析し、改善しようとする。

といった「未来に向けた喜びの感情」を生み出しやすい。

➀や➁のパターンの人からすると、まったく理解できないかもしれません。

ですが、➂のパターンの人は、師匠の言葉を、未来の自分のための糧として、喜びの感情で受け取っているんです。

喜びは、成長につながっていくので、良い連鎖が起こっていき、ぐんぐん成長していきます。

感謝(相手への感謝)

さらに、➃のパターンでは、あなたは「感謝」の感情を選択したことになります。

「感謝」から推測できるあなたの価値観は、

師匠の言葉を頂けるのは、本当にありがたい。

頂いた言葉を生かして、もっと良い振り付けを作りたい。

といった「相手への感謝の感情」を生み出しやすい。

➃のパターンの人は、他人からの言葉を感謝としてとらえているので、今自分がダンスを踊れていることにも、感謝の気持ちを持っていることでしょう。

消極的な考え方と積極的な考え方

先ほどお伝えした➀と➁のような価値観を、消極的な考え方と言います。

人生をマイナスな視点で捉えやすいので、消極的な発想とも言えます。

そして、➂や➃のようなプラスな感情が生まれやすい価値観を、積極的な考え方と言います。

人生をプラスな視点で捉えやすいので、積極的な発想とも言えます。

それぞれの考え方を、もう少し深く掘り下げていきますね。

消極的な考え方

➀と➁のケースの場合、 あなたの心には負の感情が沸き起こっているので、ストレスが溜まっていきます。

ストレスが発生しやすい価値観を持っているので、発言した相手や、その他の人との関係性にも負の感情によるイザコザが生まれやすい状態です。

そして、消極的な考え方をしている人は、世界をとらえる視点がマイナス方向に傾いているので、

  • 世間の常識は正しく、自分は常識的な人間であり、そこからちょっとでも外れている人はおかしい
  • 他人は信用できない
  • 常識通り動く自分の考えは正しい
  • 今の自分を変えようとしない

など、閉鎖的な思考に陥りやすいはず。

さらに消極的な考え方には問題がありまして、

消極的な考え方は、何の生産性も生み出しません。

なぜでしょうか?

理由はシンプルでして、

消極的な考え方は、あなた自身だけに思考のベクトルが向いているからです

例えば

  • 自分のプライドを保ちたい
  • ミスした自分を見られるのは恥ずかしい
  • 頑張った自分が褒めてもらえないなんて、ありえない
  • 自分だけ上手くやれたらいい

など、世界をとらえるときに、自分がどう思われるか気になる、恥をかきたくない、自分だけが良ければいいという意識を持ちがちです。

先程の➀のケースだと「頑張った自分を褒めないなんてどうかしている」という発想になっているので、師匠に対するマイナスな感情が生まれるだけです。

さらに、マイナスな暗い感情を持ったままダンスを練習しても、練習に身が入らず良い成果が生まれないはず。

そして、負の感情を持ったまま練習すると、まわりのダンス仲間との関係性も悪くなってしまいがちです。

このように、消極的な考え方は、自分だけに思考のベクトルが向かっているので、何の生産性も生み出さないんです

積極的な考え方

➂と➃のケースの場合、あなたの価値観はプラスの方向に向いているので、ストレスはあまり感じないでしょう。

ストレスを感じないし、他人を受け入れる豊かな感情を持っているので、師匠や先輩、同僚、クラスメイトなどまわりの人とも良い関係性を気づけているはず。

例えば

  • 相手の言葉を聞いて、参考になると思ったらすぐに実行する
  • 師匠の言葉は、辛辣だが、ポイントを突いているので勉強になる

など、世界のとらえ方がプラス方向に大きく開いているでしょう。

そして、消極的な考え方とは逆に、

積極的な考え方は、素晴らしい生産性を生み出します。

なぜでしょうか?

理由はシンプルでして、

積極的な考え方は、思考のベクトルが、自分だけでなく、自分の想像する範囲を超えて、世界に向かって大きく広がっているからです。

例えば

  • 師匠にダンスを教わることが出来て、感謝。そして、自分がここまでダンスを続けられていることにも感謝している
  • 指摘されたポイントを重視して、もっと良いものを作っていきたい
  • 師匠から指摘されたことは、すべて自分のものにして、もっと身体の使い方をレベルアップさせていくぞ

など、積極的な考え方の人は、自分や周りの人に対してプラスの発想を持っていて、世界で起こるあらゆる出来事を柔軟な思考で考えています。

そして、師匠から指摘されたポイントをすぐに修正して、より良いものを作るためにさらに、ダンスの練習をしていく。

さらに、熱心にダンスの練習をしていると、周りの仲間からも信頼されやすく、さらに練習に取り組んでいくようになる。

このように、積極的な考え方は、自分や周りのことを信頼しやすく、未来に向けてポジティブな視点を持っているので、素晴らしい生産性を生み出すんです

そして、世の中、特に日本人の多くは、➀や➁のケースが多いので、➂と➃の価値観を持つあなたは、レアな考えを持った素晴らしい人だと認識され、好感度も高くなりやすいでしょう。

まとめ

今回お伝えしてきたのは、

  • 豊かな時代に生きているあなたの生活は便利になったため、余計なことを考えられる時間が増えてきている
  • 来ている場所は同じでも、空間をどう捉えるかで、顔に現れる感情が変わってきている
  • 出来事ではなくて、あなたの価値観が感情を決めている
  • 消極的な考え方は、あなた自身だけに思考のベクトルが向いている
  • 積極的な考え方は、思考のベクトルが、自分だけでなく、自分の想像する範囲を超えて、世界に向かって大きく広がっている

この5つの項目ですね。

次回の記事で、自分自身が持つ世界のとらえ方を変えて、物事がうまく生きやすい積極的な考え方をするためには、どうしたらいいのかを解説していきます。

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