段取りの前に段取りを立てる習慣【MACの原則をやればOK】

こんな方におすすめ

  • 段取りを立てる前の事前準備のやり方をしりたい。
  • 計画が途中で挫折しても、正しいゴールに向かっていけるようにしたい。
  • MACの原則について知りたい。

 
前回の記事で、計画が失敗する人は3つの思い込みをしていることについて、お話ししてきました。

  • 基準を決めずに、やり始めている→細かい基準を設定すること
  • あれもこれも、複数のことを同時に処理できると思い込んでいる→シングルタスクにして短時間で集中すること
  • 失敗することを、計画に盛り込んでいない→失敗することや計画外の出来事が起こることを、事前に計画に入れておくこと

そして、それぞれの思い込みには解決方法があることもお伝えしました。

計画が失敗する人は3つの思い込みをしている【シングルタスクが大事です】

今回の記事では、段取りを立てる前の段取りについて、お話ししていきます。

あなたは、何のために段取りを立てますか?

あなたはきっと、目指している目標があって、そこに向かっていく途中段階で何をするべきかを計画し、最終的にゴールに達成して結果を出すために段取りを立ててますよね。

ですが「段取りのための段取り」が間違っていると、段取り通りに上手くいっても、思ったような結果や満足感が得られないんです。

例えば

Aさんは、ダンスが上手くなりたいと考えている。

できれば、がっつり練習して、基礎的な動きもやりつつ複雑な動きまでできるようになりたい。

最短のルートで確実に上達するなら、ダンススクールに通って、基礎練習のやり方を教わりつつ、ジャンルに特化した振り付けを学んでいくべきでしょう。

ですが、Aさんは、ジムに通っているので、ジムのスタジオダンスプログラムに通うだけだった。

ジムのスタジオダンスプログラムは気軽に参加できますが、エクササイズの要素が強いので、ダンスの上達にはあまり向いていません。

このように、段取りのための段取りを間違えてしまうと、いくら頑張っても、思ったような結果が得られません。

じゃあ、どうしたらいいのか?

ご安心ください。

今回の記事で、段取りのための段取りが正しい方向に向かうように、段取りのための事前準備の方法をお伝えしていきます。

MACの原則でゴールを設定する

  • M:Measurable=測定可能=ゴールを数値化して測定することができるか
  • A:Actionable=行動可能=ゴールを理解して、ゴールに到達するまでの過程をはっきりさせることができるか
  • C:Competent=適格性=ゴールへの到達が、あなたの信念や価値観に合致しているか

3つの単語の頭文字をとって、MACの原則と呼ばれています。

アイントホーフェン工科大学の研究グループによって提唱されている、ゴールの設定方法です。

使い方はシンプルでして、

ゴールを設定して段取りを立てるときに、MACの原則に照らし合わせるだけです

MACの原則の使い方は簡単です

例えば

「筋トレしていい身体になりたい」Bさんであれば、、、

M=測定可能=筋肉をつけるためには、どんな筋トレをして、何をどのくらい食べればいいのかを細かく計算する。

A=行動可能=筋トレの時間を作り出すために、今の生活スタイルのどこを変えていかなければならないか。仕事前にやるのか、仕事帰りにやるのか、具体的に筋トレ時間を確保するための行動を決める。

C=適格性=筋トレしていい身体になることが、自分にとって本当に大事なことなのかを考えてみる。

さらに

「ブログを副業でやっていきお金を稼ぎたい」Cさんであれば、、、

M=測定可能=ブログで稼ぐためには、どんなジャンルの記事を書いて、どんな広告媒体を使って、どのくらいの長さの記事を書けばいいのかを細かく計算する。

A=行動可能=ブログ記事作成の時間を作り出すために、今の生活スタイルのどこを変えていかなければならないか。仕事前にやるのか、通勤途中の電車内で作業をするのか、仕事帰りにやるのか、具体的にブログ記事作りに使える時間を確保するための行動パターンを決める。

C=適格性=ブログを副業でやっていきお金を稼ぐことが、自分の人生をより良くしてくれるのかを考えてみる。

このように、使い方は簡単でして、MACの原則に照らし合わせて、ゴールを設定しつつ、段取りを立てていくだけです。

MACの原則を使い、感情を排除しつつとりあえず行動

MACの原則の素晴らしいところは、目標を数値化して、行動の過程を具体的にすることだけではないんです。

M=測定可能=数値化と、A=行動可能=具体化は、人の行動を促すための大事な要素です。

M=測定可能=半年後を目標にして、体脂肪率を2%減少させる。

A=行動可能=そのためには、食事から摂取する脂質を今よりも、2割くらい少なくして、有酸素運動を週1回から週2回に増やす。

このようにすると、数字が明確化して、行動も具体化できますね。

数字を決めてしまい、計画が進んでいることを実感できると、あなたの立てた計画は順調に進みやすくなるんです。

ですが、私達人間は、感情の動きに行動も左右されてしまいます。

例えば、

M=測定可能=半年後を目標にして、体脂肪率を2%減少させる。

そのために、なんとなく食事制限をするとか、なんとなく運動するのように、行動を具体化していないと、プロセスがはっきりしないので、何をしたらいいのかわからなくなってしまう。

さらに、

M=測定可能=半年後を目標にして、体脂肪率を2%減少させる。

目標達成後に、自分がどんな姿になっているか、何を楽しんでいるかわからないと、目標達成に対する熱意がわいてこない。

ですので、C=適格性=コンピテントの設定が大事になってくるんです。

目標を数値化して、行動の過程を具体的にすることに加えて、目標を達成することにどんな意味があるのかを確認することが、段取りのための段取りをうまく立てるための大事なポイントです。

5つの疑問を自分に投げかけてみること

あなたは、ポジティブ思考がいいと聞いて実践してみたものの、立てた計画が失敗しがちになってませんか?

そうですよね。

あなたはきっと、ポジティブシンキングのすばらしさを学んできたので、頑張って実践しているんですよね。

ですが、ポジティブな発想をすると、計画が失敗してしまうことがあるんです。

目標を達成している自分の姿を、ポジティブに考えているDさん。

人間の脳は、現実とポジティブな妄想を判別することができないので、目標を達成したものと思い込んでしまう。

計画を行動に移す前に、脳内で自己完結して満足してしまい、行動のモチベーションがガクンと下がる。

計画通りに進まなくなるので、目標が達成できずに失敗に終わる。

このように、Dさんの頭の中では、脳内でポジティブな妄想をした結果、目標を達成したという思いこみが起こってしまうんです。

脳内はポジティブシンキングによる目標達成の妄想で一時的に高揚して満たされるんですが、その後、無気力状態になり、計画を実行するモチベーションが上がらず、失敗してしまう。

つまり、ポジティブな思い込みをしてしまうと、段取りそのものが、うまく機能しなくなっていくんです。

じゃあ、どうしたらいいでしょうか?

やるべきことは、はっきりしていまして、

5つの疑問を自分に投げかけてみて下さい。

5つの疑問で現実の自分を動かす

自分自身に、5つの疑問をぶつけつつ、対話を行ってみて下さい。

1つ目の自分への疑問

俺は、やればできる男だ。

俺はやればできる男なのか?実際どうなんだろう。

あなたの脳は、目標をリアルにとらえていき、数値化して考え始める。

2つ目の自分への疑問

あたしは、できる女よ。

なぜ、あたしはこの目標を達成したいの?もっと考えてみるわ。

なぜ?を自分にぶつけることで、自分の信念や価値観を深く掘り下げていき、目標と合致するか考え始める。

3つ目の自分への疑問

僕は、やればできるはず!

どんな風に僕は、この行動を実践するのかな?

HOW?の疑問を問いかけることで、目標に向かっていくための、具体的なプロセスを考えていき、やるべき行動がはっきりしてくる。

4つ目の自分への疑問

うちは、やればできる子なんよ!

いつ、うちは目標達成のための具体的な行動をやるのかな?

WHEN?の疑問をぶつけることで、時間を数値化して設定していくので、計画達成に向かって具体的な数字を考え始める。

5つ目の自分への疑問

わいは、やればできるで!

わいがうまくやるには、さらに何が必要なんや?

目標を達成するための方法を改善していくので、目標達成に向けた段取りがさらに具体化し始める。

MACの原則と5つの疑問を組み合わせる

MACの原則を使いつつ、あなた自身に5つの疑問をぶつけてみて下さい。

あなたが立てる段取りの精度を、グッと上げてくれるでしょう。

1つだけ注意してほしいことがありまして、

自分を否定する言葉を使わないでください。

例えば

  • 自分には無理だよね?
  • あたしなんかじゃ、頑張ってもたぶんだめだよね?

このような否定的な言葉は、あなたのテンションを下げてしまいます。

ですので、

  • 自分は、本当に目標を達成したいのか?
  • 達成するために、何をしたらいいのか?
  • 具体的に、いつ行動を起こしていくのか?

自分の目標達成のための可能性を広げていくような疑問を、投げかけていきましょう。

まとめ

MACの原則を使い計画を立てつつ、5つの疑問をぶつけることで、脳をリアルモードに持っていき、目標を数値化し、行動が具体化し、目標があなたの価値観と合致するようになっていくはずです。

目標ががっちり決まれば、数値化をさらに詳細にしていき、プロセスもより具体的なものになっていき、目標達成のための流れが加速していくでしょう。

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