
- ダンスの練習を頑張ってるけど、なかなか上達しない。
- 自分の踊りを見て「なんかダサいんだよな」と思っている。
- ダンスを上達するために押さえておくべきポイントを知りたい。
先日以下のようなツイートをしました。
ダンス上達にはポイントがあります。
・姿勢をきれいにする→猫背の改善
・アイソレを練習する
・身体の使い方を練習する
・リズムに合わせて身体を動かす
・自分の身体を支える筋肉をつける
・身体の柔軟性を上げる
・癖のない踊りをする
自分に足りないポイントは何か?を考えて練習するべし
— アサクママサル@ダンス狂戦士 (@M_Asakuma) 2018年12月17日
ダンス上達にはポイントがあります。
・姿勢をきれいにする→猫背の改善
・アイソレを練習する
・身体の使い方を練習する
・リズムに合わせて身体を動かす
・自分の身体を支える筋肉をつける
・身体の柔軟性を上げる
・癖のない踊りをする
自分に足りないポイントは何か?を考えて練習するべし。
僕は、毎日のようにダンスの練習をしています。
長い日は、一日7時間くらい練習することもあります。
いつも試行錯誤して練習していまして、練習を毎日のように繰り返すうちに「ダンス上達のためのポイント」が徐々にわかってきました。
ダンス上達のためにはおさえておくべきポイントがある
すごく頑張ってダンスを練習してるんだけど「なんか自分の踊りダサいんだよな」って思ったりしませんか?
答え:そういう場合、ダンス上達のためのポイントをおさえていなくて、がむしゃらに練習しているパターンが多いです。
ダンスの上達のためには、ポイントがありまして、ポイントをおさえつつ練習していけば、必ず徐々にダンスが上達していきます。
ということで、ダンス上達のためのポイントを深掘りしていきます。
とり急ぎヒップホップの動きをガッツリ学びたい方は、1時間でカッコよく踊れるヒップホップあたりをポチっておきましょう。
Contents
ダンス上達のための7つのポイント

ダンス上達のためには、おさえておくべき7つのポイントがあります。
- 姿勢をきれいにする→猫背の改善
- アイソレを練習する
- 身体の使い方を練習する
- リズムに合わせて身体を動かす
- 自分の身体を支える筋肉をつける
- 身体の柔軟性を上げる
- 癖のない踊りをする
ということで、ダンス上達のためのポイントを、1つずつ深掘りしていきます。
姿勢をきれいにする→猫背の改善
ダンスが上手い人の姿勢ってわかりますか?
答え:どんな動きをしても、常にきれいな姿勢をしている。
上手いダンサーは常にきれいな姿勢をしている
よくヒップホップなどでダンサーが「猫背」で踊っているようなイメージを持たれがちですが、本当に上手いダンサーさんは、猫背で踊ってません。
重心が下がっているので「猫背だよね?」って思うかもしれませんが、実際は猫背ではなく、きれいな姿勢を保ったまま重心を下げています。
ですので「自分の踊りなんかださいんだよな」って思ったら、自分の踊ってる動画を撮影してみてください。
自分で思ってる以上に、姿勢が悪いことに気がつくはずです。
姿勢の悪さは、普段の生活スタイルが影響しています。
「ダンスのときだけ姿勢を良くする」のではなくて、日常動作の姿勢を良くしていく必要があります。
まずは、猫背の改善方法について書いた記事を、一読することをおすすめします。
猫背を改善していくうちに、徐々に踊ってるときの姿勢も良くなっていきます。
ザックリポイントを言うと「肩甲骨を寄せる+重心をかかとの少し前に乗せる」意識で常に踊っていると、きれいな姿勢に近づいていきます。
アイソレを練習する
アイソレって、なんだと思いますか?
答え:アイソレは、ほぼすべてのダンスジャンルに共通する基本動作です。
アイソレとかできるのであんまりやらない?→それじゃ絶対ダンスうまくなりません
「アイソレ?首も動かせるし、胸も動かせるようになったし、そんなにやってないかな」っていう人は、今すぐアイソレの練習を日常化してください。
アイソレは、ダンスにおいてもっとも大事な基礎練習です。
そこらへんにゴロゴロ転がっているなんちゃってダンサーの殆どは、アイソレがうまくできてません。
「首も動かせるし、胸も動かせるよ?もうアイソレやらなくてよくね?」みたいなダンサーは、やたらと振り付けばかりを練習しているパターンが多いです。
はっきりいいます。
アイソレを地道に練習しないダンサーは、どんなに振り付けをこなしても、ダンスが上達しません。
僕は、ジムのダンスプログラムにもちょくちょく参加しているし、近所のダンス練習場所でいろんな学生ダンサーさんを見てきました。
ダンスの上手な人に共通しているのは「アイソレの動きがしっかりできている」ということです。
首も、胸も、まずは動かせるようになってください。
腰に関しては、わりと動かせる方が多いですが、腰もしっかり動かせるようになってください。
そして、動かせるようになってからがスタートです。
徐々にアイソレの可動域を広げていきましょう。
地道にアイソレを練習していくと、必ず可動域が広がってきます。
可動域が広がることで、ダンスのちょっとした動作に、自然とアイソレを入れられるようになります。
アイソレを自然とできるようになってくると「おっ、この人めっちゃ動きがすげえ」っていうふうに、見られるようになります。
一般人視点で見ると「なんか知らないけど、めっちゃぐにゃぐにゃ動いてすげえ」というイメージです。
ダンスをやりこんでいる人視点で見ると「おっ、この人かなりアイソレやりこんでるな。すげえわ」ってなります。
くりかえしになりますが、アイソレはダンスの基本です。
地道に練習していきましょう。
アイソレをやり込めばやり込むほど、ダンスが上達していきます。
2019年1月5日追記ここから
アイソレ練習のコツ
2019年1月5日に、ダンスのマンツーマンレッスンで、アイソレのコツを学んだので簡単にまとめておきます。
前に出す胸のアイソレは「胸を斜め上に出すことで、動きを大きく見せる」イメージで行います。
胸を斜め上に出すことで、胸を前に出すパターンよりも、お客さんから見たときに動きがダイナミックに見えます。
更に、胸のアイソレには「胸を平らな面に対して360度回していくバームクーヘン型と、上から串で刺されたように体幹を固定する型」の2つがあります。
歌って踊れるアメリカの有名黒人アーティストなどが使っている動きは、上から串で刺されたように体幹を固定するパターンの胸のアイソレです。
繰り返しますが、基本的には、胸を斜め上に出すイメージで胸のアイソレ練習を行っていきます。
胸のアイソレに膝のリズムを足していきます。
足はつま先に重心を乗せて、どこにでもすばやく動ける状態にしておきます。
軽くつま先立ちになり、ダウンのリズムをとっていきます。
足のイメージは、ちょっとだけかかとが浮いている状態です。
ヒップホップやロッキンなど大抵のダンスは、軽くつま先立ちになった状態で踊ることが多いです。
基本姿勢として、つま先立ちの状態で普段から踊る練習をしてみてください。
ダウンのリズムを取りつつ、膝を戻すときに、胸を斜め上に出す胸のアイソレを入れていきます。
膝のリズムを足すことで、動きが大きくなりダンスらしい躍動感がでてきます。
さらに、首のナッド動作を足していきます。
ナッドは、顎を上げ下げする動作です。
初心者ダンサーの方は、首が前にスライドしがちです。
首の動きの方向性は、上をイメージして動かしていきましょう。
また、ヘッドバンキングのように、頭を激しく上下に振るのもNGです。
ナッドの動きは「顎が上に動く+首を上に軽く振る」イメージで行っていきましょう。
動きとしては「胸を斜め上に出す胸のアイソレと膝のリズムの2つを強調しつつ、首は自然に動かす」意識で行っていきます。
2019年1月5日追記ここまで
身体の使い方を練習する
ダンスに必要な身体の使い方って、なんだと思いますか?
答え:自分のイメージ通りに身体を動かすことです。
「先生と自分の動き、上手い人の動画と自分の動き」を見て、何が違うかちゃんと理解してますか?
答え:身体の使い方が、圧倒的に違っています。
ダンス上達には「お手本となる動きを見つける+その動きのとおりに自分の身体を動かしていく」練習が大事になってきます。
角度や高さはどうなっているのか
自分の腕や足の角度、高さを自由にコントロールできていますか?
上手い人を参考にして身体を動かすときに大事なのは「手や足の角度や高さ、身体全体の角度や高さをまねする+自分の身体を使って再現する」能力を上げていくことです。
ダンスが上手い人の、手、足、身体の角度や高さをよく見てください。
どのくらい上がっていますか?
また、どのくらい下がっていますか?
手の位置はどのあたりにありますか?
まずは、手だけ、足だけでも良いのでパーツごとの位置をまねしてみてください。
がむしゃらに練習するのではなくて、パーツごとの角度・高さ・位置を確認しながら練習する習慣を身につけると、徐々に身体の使い方が上達していきます。
リズムに合わせて身体を動かす
リズムに合わせて身体を動かすって、どういうことだと思いますか?
答え:音と身体の動きのタイミングが合っている。
「なんだか、自分の踊りはダサい気がする」っていうときは、リズムと身体の動きが合っていないパターンも多いです。
どのリズムで音をとるのか
オンビートの時に動くのか、オフビートの時に動くのか、細かい動きをしっかり確認していきましょう。
先生の動きの真似をしたり、上手い人などの動画を参考にするときも「どの音に合わせて、どのタイミングで身体を動かしているのか」を意識して身体を動かす習慣を身に着ける必要があります。
「リズム練習をする」ってことに関しては、いつも音楽を聴いて、常にリズムをとっていたら、必ずできるようになります。
繰り返しになりますが「お手本をマネするとき、その人はどのリズムで身体を動かしているか」を意識することがポイントです。
ダンスが上手い人は、リズムの取り方がきれいです。
ですので、上手い人のリズムの取り方をマネしているうちに、徐々にダンスが上達していきます。
自分の身体を支える筋肉をつける
「筋トレとか、そんなんせんでもダンス踊れるし」って思ってませんか?
答え:自分の身体を支えるための筋トレをしないと、ダンスは上達しません。
ジムのスタジオダンスプログラムでも、ダンススクールでも、ダンス練習場所でも共通していて、自分の身体をしっかり支えきれてない人は、どんなに頑張ってもダンスが上達していないパターンの人が多いです。
自分の身体を支える筋肉が足りない人は、常に体幹がぶれているので、どんな動きをしてもかっこ悪くなっています。
ザックリいうと「身体を支える筋力が弱い→踊ると常に体幹がぶれる→動きがブレブレでださい感じになる」というイメージです。
今すぐ筋トレをするべし
はっきり言います。
ダンスが上達したいなら、今すぐ筋トレをして下さい。
ダンス上達のための体幹筋トレの記事を、まずは読んで実践してみて下さい。
さらに、動的ストレッチもやりこんでいくと、徐々に自分の身体を支える強い筋肉ができてきます。
上手いダンサーは、ぱっと見細身に見えることもありますが、良く見るとみなさんしなやかで強い筋肉を持っています。
繰り返しになりますが、自分の身体を支えるための筋肉をつけることで、ダンスは必ず上達していきます。
身体の柔軟性を上げる
「いやー、俺身体固いんだよね」っていいながら、特に柔軟もせずにダンスの練習をしてませんか?
答え:身体の柔軟性は、ダンス上達のための絶対条件です。
柔軟性を上げてきれいな姿勢を保持する
ヒップホップや、ガールズ、ワック、ジャズ、バレエなどあらゆるジャンルで、背中をまっすぐ伸ばしたまま、しゃがむ動作があります。
いわゆる、プリエの姿勢です。
足回りや股関節が固い人は、柔軟性がないため、きれいな姿勢が維持できず、前のめりになっているパターンが多いです。
ザックリ言うと「きれいな姿勢を保持する動作で、前のめりになる→なんだか動きがださい」というイメージです。
プリエはほんの一例ですが、身体が固いと、あらゆるダンスの動作がきれいに表現できません。
先生や、お手本とする人の動きを見たときに「あの動きは、今の自分の体の柔軟性じゃ表現できないかも」と思ったら、その動きに必要な柔軟性を身に付けるための、努力をしていく必要があります。
動的ストレッチの記事は、身体全体の柔軟性を上げるのにおすすめです。
背中を柔らかくするストレッチの記事を見て、背中の柔軟性も上げていきましょう。
身体の柔軟性は、一日二日でアップしたりしません。
生活習慣の中に、柔軟性を上げるための動作を取り入れて下さい。
簡単に言うと「毎日風呂に入る→風呂上がりに柔軟性を上げる運動をする」というサイクルを作っていくと、徐々に柔軟性が向上していきます。
繰り返しになりますが、身体の柔軟性を上げることで、必ずダンスが上達していきます。
癖のない踊りをする
自分の踊りに、癖があることを自覚してますか?
答え:人間の体の使い方には、癖があります。
癖のない身体の使い方を目指そう
ダンス初心者の方や、独学で練習している方、ダンスが上手くない方は、身体の使い方に癖があります。
僕の場合は「手がぎゅっとこぶしを握っている、猫背になっている、身体の片方が前に出やすい」などありました。
僕自身も現在進行形で「猫背になりやすい+身体の片方が前に出やすい」項目は、実践しつつ改善してる途中です。
癖は、先生やダンスのうまい人にダンスを見てもらい「猫背になってるよ」などのアドバイスをもらうのが一番大事です。
アドバイスをもらったら、癖を改善するための方法を考えて、実践していきましょう。
癖の改善方法の具体例
癖の改善方法を、ほんの少しざっくりと解説します。
「手がぎゅっとこぶしを握っている→指先を開いて、意識的に脱力する」ことで、徐々に指先の力が自然と抜けるようになります。
「猫背になってる→肩甲骨を寄せた状態で、踊りを踊る習慣をつける」と、徐々に猫背が改善していきます。
詳しくは、猫背の改善方法をまとめた記事を、参考にしてみて下さい。
「身体の片方が前に出やすい→自分が踊っている動画を横から撮影する→出やすいほうの身体を少し後ろに下げて動く習慣をつける」ようにすると、徐々に身体の左右のバランスが改善していきます。
繰り返しになりますが、自分の癖は、なかなか気づきにくいものです。
先生や、ダンスのうまい人に踊りを見てもらって、癖を指摘してもらいましょう。
「癖を指摘してもらう→どうやったら改善できるかを、自分で実践しながら癖を改善していく」ことで、必ずダンスが上達していきます。
ダンス上達のための7つのポイントを今すぐ実践しよう

ダンス上達のための7つのポイントを、ざっくりお話ししてきました。
まずは1つずつポイントを見て改善していく
「今日の練習では、姿勢を改善していくぞ」と決めて、少しずつ踊りを改善していきましょう。
1つ出来てきたら、もう一つを追加していく
「姿勢は少しずつ良くなってきたので、いい姿勢を維持したままアイソレの練習をしていくぞ」というサイクルで、徐々に改善項目を足し算していきましょう。
アイソレを練習するときに良い姿勢も意識することで、ダンスの上達スピードもだんだん足し算されていきます。
最終的に7つのポイントのバランスを見ていく
7つのポイントを一通り確認出来たら、全ての項目を足し算した状態で、踊ってみましょう。
「まだ全然だめだな」と思う項目があったら、できていない項目に戻って、動きの改善を行っていきます。
ダンスの練習をするときに、いつも「7つの改善ポイント」を意識しながら踊ることで、必ずダンスは上達します。
ということで、僕は以下のツイートのようなスタンスでこれからも練習していきます。
「すげえ練習頑張ってるけど、自分の踊り何か違うんだよな」と思ったら「姿勢+アイソレ+身体の使い方+癖のない踊り」を意識して改善していったら、絶対にダンスが変わっていきます。
ということで、この4つを意識しつつ、地道にダンスの練習を続けていくスタンス。
— アサクママサル@ダンス狂戦士 (@M_Asakuma) 2018年12月17日
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